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ヌコかわいいよヌコ


by soreoreno
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RollingStar

ちょっと休憩のつもりが寝てしまった・・・



結構飲んでるが全然酔えない
センパイも俺も強い
若さもあるかもしれないけど

突然俺の携帯が鳴った


ア「こっちの飲み会終わるんだがそっち行っていいんかい?ww」

アカギくんだった
彼は俺とセンパイと同じ時期に生徒会で一緒だったしね
それに今日きてることも知っている

前日にアカギくんからは大学の新歓コンパが終わったら
そっちへ行ってもいいかと聞かれていた

その答えを俺は先延ばしにしていたから今電話がかかってきたのだ




なんとなく
二人きりでいたかったからかもしれない

結局何か期待していたのかもしれない

それとも独占したかったのか?


自分の浅ましさに自己嫌悪になる




酒を飲むならみんなで飲むほうが楽しいじゃないか

乗り換えなんかして結構時間がかかってから
アカギくんが駅についた

二人で迎えに行く

センパイの運転で車の通らない夜の道路を自転車で疾走する

本当は俺が運転しようとしたんだけど
慣れない自転車でバランス取れなかった^^;

センパイの肩を掴んで風に吹かれる

風に乗って優しい香りが鼻を掠めていく

いつもセンパイがつけている香水だと気づいた

瞬間、目の奥が熱くなった


俺「ぅわ、尻イタイww」

セ「大丈夫?v」


わざとふざけてみたり


あぁ
このまま駅に着かなければいいのに

とか馬鹿なことをホンキで考えてみたり


でもそうしたらアカギくんずっと待ちぼうけだよな

とかさらに馬鹿なこと考えていた



駅でアカギくんと合流し
今来た道を今度は三人で戻る

途中のコンビニでお菓子なんかを補充した
コンビニを出ると真夜中だというのに散歩なのか
一匹の犬がリードで繋がれていた

セ「あぁ!カワイイv」

犬とじゃれているセンパイを見ると
どっちが年上なんだかわかんねぇなとか思った


センパイのアパートに戻って飲み直し

このメンツは昔一緒だった時でもなかったんじゃないだろうか?

途中軽くイッキしたりで
やっとほろ酔い気分になる


楽しいな

すっごい楽しい


多分今スゴイかけがえのない時間過ごしているんだろうな


もういいじゃないか

センパイから彼氏としては見てもらえなくとも
友達として好きって言ってもらえたじゃないか

なのに

なんで



なんで苦しいんだよ


いい加減そろそろ自分の気持ちに整理つけろよ

なんで笑ってんだよ

なんで笑ってんのに苦しいんだよ




酒も無くなって大分みんな眠くなってきたので寝ることにした

布団を敷いて三人で川の字になって横になる

俺が真ん中で右にセンパイ、左にアカギくん


センパイがトイレに行ってる時にアカギくんが

ア「俺は早く寝るからあとは何してもいいからw」って言ってた

なにか出来るんかね


照明を落としたら真っ暗になった

程なく二人の寝息が聞こえてきた


右側にセンパイの体温を感じる
少し手を伸ばせばセンパイの手に触れるだろう

正直触れてみたいとは思った

でも怖かったんだ

センパイの手を握ることより
センパイに嫌われるのがものすごい怖かった



結局何も起こらぬまま
夜は更けていった・・・


ちょっと用事があるんで出かけます
帰ってきたら続き書きます
by soreoreno | 2007-04-29 13:48